インストールと認証
mcms-cliのインストールからmicroCMSへの認証までを説明します。環境変数と名前付きプロファイルの使い分け、APIキーをOSのキーチェーンへ保存する方法、接続先と認証情報の取得元を作業前に確認するコマンドを、ローカル開発とCIの両方を想定して紹介します。
必要な環境
- Node.js 20以上
- 操作対象のmicroCMSサービス
- 必要な権限を持つAPIキー
インストール
グローバルにインストールする場合は、次のコマンドを実行します。
npm install -g @mrmtsu/mcms-cli
microcms --help
一時的に試す場合は、インストールせずにnpxから実行できます。
npx @mrmtsu/mcms-cli --help
CIで環境変数を使う
CIや非対話実行では、service domainとAPIキーを環境変数で渡します。
export MICROCMS_SERVICE_DOMAIN=<service-domain>
export MICROCMS_API_KEY=<api-key>
microcms auth status --json
microcms config doctor --json
APIキーをコマンド引数へ直接書くと、シェル履歴やプロセス一覧に残る可能性があります。環境変数、標準入力、OSキーチェーンのいずれかを利用してください。
名前付きプロファイルを使う
複数のmicroCMSサービスを切り替える場合は、名前付きプロファイルを利用できます。
microcms auth profile add staging \
--service-domain <service-domain> \
--set-default \
--json
printf '%s' '<api-key>' | \
microcms auth login \
--profile staging \
--api-key-stdin \
--json
profile addが保存するのはservice domainです。APIキーは別途auth loginでOSキーチェーンへ保存します。
利用するプロファイルは環境変数でも選択できます。
export MICROCMS_PROFILE=staging
microcms auth status --json
認証情報の解決順
APIキーは、コマンド指定、環境変数、選択中プロファイルのキーチェーン、service domainに対応するキーチェーンの順で解決されます。
service domainは、コマンド指定、環境変数、選択中プロファイル、設定ファイルの順で解決されます。
想定と異なる接続先への書き込みを防ぐため、作業開始時にはauth statusとconfig doctorを実行してください。